人が寄りつくのは有用性?至高性?
朝な夕な、どんな記事を書こうかなと頭はフル回転しています。
そのせいか、今週は毎日たっぷり7時間ほど寝ているにもかかわらず珍しく風邪をひきました。軽い頭痛に鼻水、せき・・・オールスター勢ぞろいです。
持病以外の健康には自信があるんですけどね~。昨日の行きしななんて、スーツのジャケットをかばんにしまって通勤したほどですよ。
過信が裏目に出たのかもしれません。うがい手洗いにもう少し力を入れてみます。
読まれる記事とは
さて本題です。どういう記事なら読んでもらえるのでしょうか?
色々考えた(本を読んだ)あげく、一言で言えば役に立つ情報を提供する記事であることにたどり着きました。
仕事がらパソコンを使います。そのパソコンはインターネットにつながっています。
何にしても仕事上調べものが出てきたら、目の前にあるパソコンからインターネットに飛び出して情報を仕入れてきます。
そんなときによくお世話になっているのが、ほかでもないブログなのです。
私の場合はサーバーや関連製品の技術的な内容を調べることが多いです。そして目に付くのは一般人のブログ記事です。何度も助けていただきました。
そんなことを思い返して、必要に駆られて検索し、記事レベルでヒットしたから読むというのが正規ルートだなと強く感じたのです。
有用性・至高性の枠組みで語ればこれは「有用性」によって読んでもらえている例です。
有用性と至高性については過去にも触れました。
blog.houku.jp
役に立つ=価値があるは当然のことですからね。
しかしいつまで経ってもその場その場の「お役立ちの切り売り」ではやっていけないと思うのです。
それはAIが台頭して人間以上の圧倒的な有用性をもたらしたときに、まざまざと見せつけられる事実だろうと思います。
いずれは至高性にシフトしていかなければ・・・というわけです。
意味はなくともおもしろい
私がラジオパーソナリティの鷲崎健さんを好きになり、ラジオを積極的に聴き漁るようになったのを振り返ってみます。
実は初め、アニソン歌手May'nさんがレギュラー出演しているからという理由で見始めたニコニコ生放送番組「電波情報局」に一緒に出演している知らないおじさんが、その人でした(ここまでは声優の三澤紗千香さんとまったく同じエピソードです)。
「電波情報局」という番組はその後名前を変え、放送頻度を変え、しばらく続いて現在は休止状態にあります。その間、私は気が付くと鷲崎さんファンになっていました。
最初は「May'nさんってどんな人だろう?」という情報収集から入ったのですが、出てくるときにはもはや「鷲崎さん良い」に変わり果てていました(May'nさんも好きですよ)。
情報収集=有用性で視聴する方針から、鷲崎さんのおもしろさ=至高性で視聴する方針へと完全にシフトしました。いつ変わったとも知れない鮮やかさで。
番組を観る目的が情報から人へと変わったことは、自分の中でその対象物への至高性が高まった証拠でしょう。世に存在するあらゆる「ファン」とはこういう存在なのだと思います。
ファンであれば、どんなにくだらないツイートでも「いいね」「リツイート」を付ける人は一定数いますからね。
まずは入り口部分から
話をもとに戻しましょう。どんな記事が読まれるか、それは短期的に見れば「役に立つ記事」なのです。
ところがそれで満足するにはほど遠く、「なんかおもしろい人が書いている」「なんかすごい人が書いている」と感じさせる記事こそ最終到達点なのではないかと考えました。
とは言え当然そこに行きつくには「いい仕事してますね」的お役立ち記事を積み重ねて信用を獲得しなくてはなりません。
自分ならどんな記事が書けるかな、と構想中でございます。この段階からなぜか少し楽しいです。
中身も大事、外見も大事
そして最後に、記事の中身も大事ですがつくづく外見も大事だなと感じます。
磨くべき小手先はたくさんあります。デザイン、文章力、マーケティングツール・・・。
一朝一夕には難しいですが、亀のように歩を進めて行くつもりです。