【セミナーレポート】理想を現実化するのに必要なのは"Why"
先日、また自己啓発系セミナーに参加してきました。
↓前回参加のようすはこちら↓
そこで学んだことをオムニバス形式で振り返ってみます。
すべては意志決定と選択
セミナーの目的はずばり、経営マインドを学ぶことです。
私たちは一人ひとりが自分の人生を「経営」しています。
日々の意志決定と選択はすべて「経営判断」と言えます。
だから「自分は人見知りだ」というのも自らの選択です。選んでそうしているのです。
「~できない」というのも自分の選択です。
理想に対する"Why"こそパワフル
みんな理想を掲げて生きています。ですが理想に対して「どうすれば」実現できるかばかりを考えています。
どうすれば痩せられるのか?
方法はいくらでもあります。方法はあるのにダイエットが長続きしない、リバウンドしてしまうというのはよく聞く話です。
それは"How"ばかりを考えているからではないでしょうか。
「なぜそうなりたいのか」という"Why"が足りていません。本当はそれこそが理想を現実化するのにパワフルな力を持っているのです。
確固たる理由さえあれば、理想は願望レベルを抜け出します。「~できたらいいなあ」から「~なければならない」に変わります。
すると理想が動かせない決められたものとなり、目の前に現実としてやってくるのです。
理由があれば方法はいくらでも見つかるもの。理由を設定して夢中になって突き進めば、思わぬ一手が出てくるのです。
情報時代に必要なもの
時代は産業時代から情報時代へと変わってきています。各時代において必要なもの・スキルは異なるでしょう。たとえば縄文時代には狩りのスキルが重要だったに違いありません。
では産業時代に必要なものはなんだったでしょうか。大前研一さんの考えでは、それはヒト・モノ・カネでした。情報時代にはこれがヒト・ヒト・ヒトになると言っています。
いかに自分の知らない世界、見えていない世界を知るか。今後どんな時代がやってくるのかを学ぶか。そういった人間力を高める生き方が情報時代には必要となるのです。
教える機会を自ら生み出せ
知識を自らのものするにはアウトプットが欠かせません。これから勉強するということでも、あえて「教える」機会を作り出します。
人に教えるということは必然的に自分に対するインプット量が増えるため、この上ない学習効果です。
本の感想をお互いにシェアするビブリオバトルというものが流行っているそうです。アウトプットの機会として最適ですね。
第一印象の差を埋めよう
自分に対して抱いている印象と、他者から見た自分の印象は乖離していることがあります。
その差を埋めるべく努力しましょう。「どのように見られたいのか」を意識して、理想に近づく行動を取るべきです。
成長はドキドキの先にある
学んだことは実践しなければ意味がありません。
現場で知識を使うのです。普段と違うコミュニケーションを取ってみる、普段と違うリアクションをしてみる。
そのとき、「ドキドキ」しているはずです。これが成長につながるのです。
言い換えるとコンフォートゾーンを抜け出していることになります。コンフォートゾーンの外側に行くことで、人間は成長できます。
本気でやれば仕事になる
大人が本気を出して何か事にあたれば、それは仕事になります。
趣味でも本気で突き詰めれば仕事になるということです。
感想
とてもためになるセミナーだったと思います。
教わったことをその場でワークとして実践するという訓練の繰り返しです。
こういうドキドキ体験は一人ではできません。
本セミナーにおいては筋トレが例に出されていました。確かに、自分に対して一人で負荷をかけることはできないのです。他人がいてこそ、いつもより高負荷な環境に自分を追い込めるのです。
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理想に対する"Why"も非常に納得感のあるお話でした。
私がまさに、"How"ばかりを考えていたからです。もっと理由を考えなければならないと思いなおしました。
ここで、「選択」の話がつながるのでは、と感じました。というのも、理想を何と置くか考えている時点で選択なのです。
そこには「きっと~できない」とか「自分には~ぐらいで良い」といった意志決定が多分に含まれていると思いました。
理想設定の時点で自らの可能性の上限値を狭めていては、こんなにもったいなく無駄なことはないです。
夢は大きい方が良い、という孫さんの言葉も紹介されていましたが、まさにその通りなのだろうなと分かります。
自分はどうなりたいのか、改めて考え直したい気持ちです。
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ずっと内向的でやってきた私が、第一印象の差を測るゲームをやって気づいたことがあります。
知らない者同士6人で1グループを組んで、1人が自己紹介→その人の第一印象を、カードに書かれた印象項目にチェック→その人にカードを渡すというゲームです。
私は努めて明るく見えるように振る舞いながら自己紹介したところ、自己評価よりも少しだけ「まじめ」や「クール」という項目のチェックが少なかったのです。
第一印象の理想を掲げて、そこに行きつくための努力は無駄にならないのだなと感じました。
ここでも当然、「なぜそうなりたいのか」が大事になってきます。理由、目的を忘れないように精進します。