パスポート申請はお早めに
アメリカのパスポートってこういう見た目なんですね~・・・(フリー素材を見て)。
さて、海外旅行の直前にパスポートの有効期限切れに気づいた私です。
少し焦りましたが、しっかり必要なものを揃えていけば2週間ほどでパスポートを手にすることができました。
旅行のすばらしさを語る前に、大前提となるパスポートの話(覚え書き)です。
有効期限切れパスポートの末路
まず、パスポートの期限が昨年切れていたことに気づいた私は、「延長申請できないのか?」とか「今あるパスポートを復活させられないのか?」とかいろいろ考えました。
でもどれも無駄でした。
期限切れパスポートの末路は思い出の品です。私の場合はヨーロッパ周遊、北欧2か国、シチリアの大きく3旅行を記録した5年用パスポートが、効力を失って手元に残りました。
取得したときは「海外なんてそんなに行かないだろう」と高をくくって5年用にしたのですが、思った以上に行きましたね。
というわけで、期限が完全に切れたのであれば再度「新規申請」する必要があります。
※期限切れ前なら延長(切替)みたいなことができるみたいです。
何はともあれ、有効なパスポートを手にしないことには旅行が始まりません!最優先事項として入手に取り掛かりました。
効率派にとっては10年用一択
海外旅行の楽しさを知った今、5年用を選ぶ意味はありません。10年用を申請することに決めました。
価格も割安ですし、何より手続きが半分の頻度で良くなるわけですからお得です。申請にかかる手間を考えて、効率化オタクなら10年でしょう。
残念なことに、どうあがいても①申請時と②受取時の2回、パスポートセンターに足を運ぶ必要があります。電子化が進むこの世の中に、です。非効率極まりないのですが渋々行きました。
そんな中、少しだけ効率化していることもありました。それが外務省のダウンロード申請書です。
必要な情報を入力して事前にダウンロードしておくと、パスポートセンターで手を動かす手間が省けます!
・・・微妙な効率化ですね。まあ、それでも事前に準備しておいた方が圧倒的に楽なので私は使いました。パスポートセンターの滞在時間を10分程度に圧縮できたのはこれのおかげだと思っています。
思わぬ盲点、戸籍謄本
私、実は生まれが大阪ということもあってか本籍が大阪なのです。
そして、パスポートの申請には戸籍謄本(あるいは戸籍抄本)が必要なんですね。6年前に取得したとき、こんなものを用意しただろうかとまったく記憶が無かったので少々焦りました。
謄本・・・戸籍全員の情報、抄本・・・自分の情報のみ
ざっくりとこんな違いだと心得ています。
どちらも同じ値段なので、無駄に情報の多い「謄本」を取り寄せることにしました。
本籍地に出向く時間もお金もありませんから、郵送で取り寄せました。やり方は各々の役所によると思います。
私の場合は、返信用封筒と返信用切手(ちょっと多めに92円ぐらい)、発行に必要な印紙(?)を同封して、ダウンロード&印刷して記入した戸籍取り寄せ用紙を送りつけました。
すると3営業日くらいで返信が来ました。実にお役所的、挨拶文などがあるわけでもなく淡々と業務が遂行され取り寄せ完了しました(全然文句はありません)。
人の居ぬ間に取得
少し用意の面倒な戸籍謄本がゲットできたところで、パスポート用の写真や運転免許証などを携えて、悠々と会社を早退しました。
インフルエンザの流行る季節に、健康そのもので昼間に会社を抜け出して旅行の準備をするなんてすばらしいことですよね。
というわけでパスポートセンターは平日にしか開いていないのです。いや、厳密には「申請」と「受取」で営業時間が異なっており、ひとまず「申請」は平日のみだと分かりました。
仕方なく早退して申請に参ったというわけです。ちなみに受け取りは日曜に行きました。
先に述べた通り、外務省のダウンロード申請書と必要なその他書類さえあれば、申請時間は10分ほどで済みます。
受け取りまでの日数は1週間ほどでした。指定された日以降に受け取ればOKです。都合のつく日曜(スイス旅行の1週間前くらい・・・ギリギリでした)に何とか受け取ることができました。
不備があったらどうしようかと思い、少しだけ余裕を設けてはいましたが、その必要もないくらいに申請はシンプルなものでした。なおさらWeb化してほしいところです;
次は10年後―
事前準備で書類を揃えるのがやや面倒なパスポート申請ですが、今後どんどん便利になることに期待ですね。願わくばパスポート自体の電子化を・・・。
とりあえず、これから10年は思う存分海外旅行を楽しみたいと思います。