人生100年時代は糖尿病患者にも到来するのか?
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
今読んでます。
テクノロジーの進化や健康意識の高まりによって、今後「人生100年時代」が到来したら私たちの人生はどのように変わるのかがテーマとなっています。
モデルケースとして登場する3人の人物の中で、最も若い1998年生まれのジェーンは100歳以上生きる確率が十分あるとされています。
私の年齢的に近いのがジェーンなので、重ねながら読んでます。
私たちの2世代上(祖父母世代)は教育・勤労・老後といういわゆる「3ステージ型」の人生がうまくいくのに対して、ジェーンの世代はこれが通用しなくなるのです。
長寿化→引退後が長くなる→老後資金が足りない→勤労期間を延ばすか貯蓄をがんばるしかない
というロジックで、3ステージ型に警鐘を鳴らしつつ新しい生き方「マルチステージ」を模索しています(読み途中なのでこれから)。
さて、今回本の内容はそれぐらいにしておいて、私でも果たして100年生きられるのか?ふと気になって調べてみました。
一縷の望み
1型糖尿病が生涯完治しないとして、どのくらい寿命に影響を与えるのでしょうか。
こんな情報がありました。
糖尿病をもつ人はそうでない人に比べ、4.6年早く死亡し、「日常生活動作」(ADL)などの障害が6~7年早く進行することが明らかになった。
意外や意外、思ったほどではありませんでした。もっと2桁年レベルで違うのかと思っていました。
一般的に、糖尿病のそのものが原因となり死亡リスクが上昇するわけでなく、多くの場合は糖尿病の合併症や、糖尿病に起因する(関連性が疑われる)疾患によっと死亡するケースが多いと考えられている。
(引用元:同上)
・・・だそうです。つまり「糖尿病だから」は短命の手っ取り早い言い訳にはならないということです。
当然明日、明後日死ぬとも分からない命ではありますが、自分自身で未来は変えられるのだと気づきました。
大敵との対峙
合併症、恐ろしい存在ではあります。
それを予防するには、血糖コントロールが先決でしょう。
日本糖尿病協会が出している自己管理ノートの初めの方のページには、コントロールの目標についてこう書かれています。
目標HbA1c(%)
- 治療強化が困難な際の目標:8.0未満
- 合併症予防のための目標:7.0未満
- 血糖正常化を目指す際の目標:6.0未満
難しいです・・・今まで私が受けてきたIT資格に合格する方がよほど簡単です。
高校・大学時代は6点台だったので良かったのですが、今は7点台半ばをうろうろしています。「治療困難者」の烙印を押されてしまっているような気分です。
きっと頭では分かっていても、心の底では分かっていないのです。夕食に食べ過ぎてしまうことを避けたり、こまめに血糖値を測ったり、そういった小さなことを怠りがちです。
目指すは真ん中の、「合併症予防のための目標」です。自己管理ノート上でも太字で強調されているためです。恐らく多くの人にとっての共通目標なのでしょう。
実は明日病院です。リブレでこしらえたレポートが、高いHbA1c値を指し示しているので怖いですね・・・。まあ年末年始の放逸な食生活を考えたら受けるべき当然の結果です。
また結果報告して改善案を提出しようと思います。