カスタム!カスタム!カスタム!
今日ははじめてWindowsの「タスクビュー」なる機能を使って仕事しました。
先月会社のパソコンがWindows 7からWindows 10に入れ替えとなり、この機能が使えるようになったわけですが…。
「まあ使わなくていいか」と無視し続けてきました。
ところが今日ふと思い立って使ってみたところ、とても便利な機能ですね!
家のパソコンも本機能が備わっていないWindows 8.1とあって、遅ればせながら気が付きました。
「タスクビュー」とは?
簡単に言えば、1つのパソコンに複数のデスクトップを展開することができる機能です。
…分かりにくいですか?
そんなことをして何が良いかって、情報をすっきりと整理できることです。
違う種類の仕事を複数こなしていると、次第に必要な情報が散らばってしまいます。
タスク切り替えにかなりのオーバーヘッドが生じます。
そこで、まっさらなデスクトップを新しく作ります。
新しいデスクトップですから、その上には何のアプリも立ち上がっていません。ファイルも開いていません。
机の上を腕で右から左へすべてなぎはらったかのような爽快感があります。
頭をしっかりと切り替えることができます。
しかも、いつでもデスクトップを切り替えることができるのです。「Win + Ctrl + 矢印」で右に左に自由自在です。
「ちょっとメールチェックしよう」と思ったら、隣のデスクトップを開きます。そこには、頭の中からはすっかり消え去っていたメーラー(メール閲覧ソフト)が再び現れます。
1台のパソコン内で起こっている話ですから、裏側では当然資源(リソース)を消費しています。
でもユーザーには「アプリがすべて終了したきれいな状態」が簡単に味わえるようになっているのです。
使い始めたばかりですが、私の場合「デスクトップ1はメールチェック」「デスクトップ2は研修資料作成」「デスクトップ3は社内メールマガジンの原稿作成、技術検証」…といったように分けていました。
なんでもカスタム
道具というものは、自分の特性に合わせて使いやすいようにカスタムすべきだと思います。
先に述べたWindows 10のパソコンも、私は配られた当日にテーマを変更したりサイドバーを左に寄せたり常駐トレイの表示を必要最低限に絞ったりしました。
毎日使うものですから、自分の身体にあっていない部分がごくわずかでも、無意識レベルで精神に影響をきたすのではないかとも思っています。
「ちょっと使いにくい、でもまあいいか」が神経をじわじわとすり減らすのではないかということです。
少しでも自分に合うように、結果として効率よく作業できるように、環境を整えたいのです。
愛着もわきますしね。
既製品というものは万人に受けるがゆえに、私一人にぴったりハマるものではありません。
「こうなればいいのに」とか「ここがあと一歩惜しい」とか、既存の物事に対する不満がイノベーションにつながることもあります。
私はイノベーションなんて生み出したことはありませんが、そういう思考の癖だけは今から身に着けていきたいところです。
カスタム生活、楽しみましょう。