Polyunus

ポリウーヌス(多と一):「日々改善」をモットーに、1型糖尿病患者が多面性を表現し、磨きをかけるためのブログです。

重ね塗り

ネットワークスペシャリスト試験が終了しました。

午前Ⅰは免除、午前Ⅱは感触的に大丈夫そうです。

午後Ⅰ、午後Ⅱも奮闘しましたが、結果は見えません。2ヶ月後くらいの合格発表を待ちましょう。

■一回戦との比較
一昨日受けたときは初めてということもあって、勉強するにあたってまずは基礎知識を固めにかかりました。

ですがネットワークって広範な知識が必要なので、なかなか思うようには進まないんですよね…。結局午前Ⅱの四択問題を何度も解いて少しずつ身に着けました。

そして午後は過去問演習です。参考本の解説特典が存在する限りに古い年度のものまで解きました。確か時間的に1周しかできなかった記憶です。

そんな体制で臨んだ一回戦。結果は午後Ⅰで敗退。

IPA情報処理試験は午前Ⅰが受かってたら午前Ⅱを採点→受かってたら午後Ⅰを採点→…というふうに進んでいきます。

選択問題の問題番号を記入し忘れるというかつてない失態のおかげもあって午後Ⅰは25点でした。つまり選択問題2問のうち、採点された1問が25点だったということです。

合格は6割なので、もう1問も同じようなら単純計算では足りていません。

したがってまあ、選択ミス無しでもきっと落ちていたことでしょう。

(試験申し込み自体を忘れてしまった昨年は中略)

さて今回はどんな対策をとったかというと、午後に重点を置いて過去問3年分をほぼ2周しました(平成27年午後Ⅱ問1だけ手付かず)。

本当は対策本の先生に従って4年分を3周したかったのですが、圧倒的に努力不足に終わりましたね。

ところが頭に入るものはまったく変わりました。

少し忘れた頃にもう一度解くと、当然間違えるところが出てきます。

一回目とは違った目で解説を読めるようになっていました。

あのときは分からなかったことが今は分かったり、勘で正解だったところが理解できていないことを浮き彫りにされたり。

見に着く知識の応用力が養われたように思います。

おそらく、本質を少しでも理解することによってこれは成し遂げられました。

このように午後の過去問演習ばかりをやって、午前の知識問題対策はネット上の対策サイトの過去問アプリを軽くやって終了です。

本質的な理解が深まっているからか、目に触れる知識問題も今までとは異なる読み方ができました。

必然的に知識問題の答えも覚えやすくなります。

今回の試験勉強を通して、やはり知識は薄塗り、重ね塗りに限るなと思いました。

一回で覚えたつもりになっても、まったく使えないのが実情です。実践(過去問演習)を重ねるにつれて思わぬ発見を繰り返し、多方向から本質に光を当てることで本質を浮かび上がらせるのです。

もし落ちていたら来年ですが、次は過去問の周回数を増やそうと思います。

そして受かっていても、春には新しい試験があるのでそっちの勉強で過去問周回して強くなろうと画策しています。

やっと試験が終わって落ち着いたので、本でも読みます。