名と見た目は体を表す
名は体を表すって言いますね。
人や物の名前は、その実体を表しているということです。
見た目は体を表す
少し飛躍してしまいますが、実体との対比で見た目というのも非常に大切な要素だと思います。
先日、パルシステムで届いた食品の中にこういうカードが入っていました。
「お友だち紹介カード」なので、裏面に紹介する人の情報を書きます。
「身のまわりに宅配サービスを使う人はそんなにいないだろうな」と思っていますので、この手のものは即時破棄するのが常でした。
しかし今回は違いました。
踏みとどまったのはたった一つの要素でした。すなわち「作りがしっかりしている」だけです。
先に貼った写真をよく見てください。遊戯王のレアカードに通ずる所有欲が掻き立てられるではありませんか。
仮にこれがわら半紙に印刷されていたらどうでしょう?
すぐに捨てる人が大半ではないでしょうか。
真逆の例を出しましょう。
いつもお世話になっている、フリースタイルリブレの画面です。フォントに着目してください。
にじみ出る海外感…。
友人にも聞きましたが、やはりこういう海外っぽいフォントはどことなく不安になります。
実はジャーナリングアプリのDay Oneもフォントが変です。打ち込んだ漢字がいちいち中国っぽくなります。
それが理由とまでは言いませんが、今は完全にEvernoteだけ使って読書メモを残しています。
教訓めいたこと
仕事上、色んなドキュメントを作ったりメールを書いたりします。
気をつけているのは見た目の美しさです。
誤字などはもちろん細心の注意を払いますし、レイアウトにも気を配ります。
図を使うときは画質のきれいなアイコンを探してきたり、めんどくさがらずに背景色を透過したりします。
完璧を追求していたら時間が足りなくなってしまうので、ある程度頑張って時間切れになったらやめますけどね。
でも見た目に気をかけたほうが、説得力げ生まれると考えています。
誤字があったり表現の稚拙さが見えたりすると、「ああ、こういう人なんだな」と思われてしまいます。
特に顔の知らない相手に見られて評価されるとなれば一層その傾向は強まるでしょう。相手の目に触れるものは自分が書いた文字ですべてだからです。
そんなわけで、今日も作成中のドキュメントを加筆修正しながらチマチマと見出し以外のフォントサイズを10.5ポイントに揃えたりしていました。
余談
名は体を表す。
文字通りの意味でも人名は重要だと思います。
私の下の名前は「k」の破裂音が2回入ります。その他濁音も入っていて、なんとなくカリカリした神経質な響きと捉えることもできそうです。
名前というのは呼ばれるときに耳で聞きますから、そこから「体」に影響を及ぼすこともありそうだと考えています。
また、漢字を目にすればその影響も入りそうです。チャネルが耳と目の2つあるわけですね。
なんとなく「太」とか「大」が付いている名前の人は元気な感じがします。私はひ弱な「ダイキ」君を見かけたことがありません。
私は内向的な性格で苦労してきたので、もし子どもに名前を付けるとなったら「ダイキ」は結構良い選択肢だと妄想しています。予定はございません。