Vulnerability
先日のボルダリングで授かった筋肉痛にまだ見舞われています。
主に両前腕、それから肩です。
久しぶりのこの感じ、心地よくすらあります。運動した感があるからでしょうか。
■ワクチン
痛めつけると以前より強くなって復活する、って良いですよね。やられっぱなしではいられないというこの感じが。
筋肉もそうですが、免疫もそうだと聞きます(詳しいことは知りません)。
赤ちゃんが身の回りのものを口に入れようとするのは、細菌に適応するためだと。インフルエンザのワクチンもこの要領ですよね。
だからむやみにアルコール消毒を多用していると、自分自身が強くなれずに成長してしまいます。脆弱な体質になりそうです。
■戦闘モード
まあ色んなことに言えますが、戦うか避けるかの選択ですよね。
たとえば歩いているときに、道の向こうからすごいスピードで自転車が走ってくるとします。歩行者優先の歩道だとしましょう。ルール的には自転車側の進路変更が求められます。
かつての私が歩行者なら、ルールに則って自分は進路を変えずに進み、ぶつかりそうになったら怪我しない程度に避けつつ荷物をぶつけるなどしていたと思います。
「たたかう」を選びながらも、怪我は嫌なので荷物をぶつけます。そこには「ルールを守りましょう」というメッセージがありました。
階段で進行方向が決まっているところを逆走する人にも同じような挑み方をしていました。
ですが最近は余計なエネルギーを持っていかれないように「よける」を使います。もはやルール違反者はその生き方を続けて社会から見放されろ、くらいに思っています。実際は無関心を貫く程度ですが。
戦うのはエネルギーが要ります。こういう生産性のない状況では避けることを選択します。
でも筋肉のように、免疫力のように、自分にとってメリットのあることについては積極的に戦うことを選択していきたいところです。
戦って傷がついたり、行動の取り方を学んだりして成長することができるためです。
嫌な仕事も「戦って成長してやる」と思って引き受ければ前向きになれるのでとてもおすすめな考え方です。