Polyunus

ポリウーヌス(多と一):「日々改善」をモットーに、1型糖尿病患者が多面性を表現し、磨きをかけるためのブログです。

最短経路の轍を踏む

仕事がIT系ではない友人と話していて、Excelで行っている業務の話題になりました。

その際、こちらとしては探り探り「マクロって知ってる?」とか「CSVは伝わる?」とか聞いてみましたが、知りませんでした。

彼は度々Excelシートに3列×37行のデータ入力を行うそうです。横方向に入力します。

今は手動でカーソル移動しているそうですが、当然ときには幻の4列目にカーソルが飛んでいったりしますよね(人間だもの)。

そこで入力可能な範囲を必要最低限に狭められないかと相談を受けて私もいろいろ調べたのですが、普段ほとんど業務でExcelを使わない私は手探りでした。

そんなときふと思いついたのがCSV形式でデータをテキストにしてさえおけば取り込みが簡単になるのでは?というものでした。

やったことが無かったので完全に思いつきですが、軽く調べてみたかぎりでは実現できそうです。

ここに、発想の素となる知識の重要性を見ました。

こんなこと、知っている人には当たり前のことですが、知らない人とっては(今の知識だけでは)一生たどり着けない発想なわけです。

それを思うと、日頃から少しずつでも知識の領域を広げることは、どのような分野に役立つか分からぬほど影響力のある大事なことだと感じました。

■轍の更新
私が普段効率化で意識していることもこれの延長にあります。

何気なく繰り返して行っている操作に目を向けて、より良い方法をまずは空想します。

たとえば、Windowsのフォルダーってサイズが一発で表示されなくて不便だなあ→設定変更で表示できるのでは?といった具合に。

そしてひと手間、インターネットで検索してみます。

空想したことがそのまま実現できたり、あるいは一部なりとも実現できたりすれば儲けものです。

(実際に上記例はフリーソフトを使えば実現できるようなのですが、うちの会社はフリーソフトにうるさいので断念でした。)

このようにしてサーバーの操作方法などを日夜工夫しているので、発見が多くて楽しいです。

精神論みたいにはなってしまいますが、こういう効率化の精神がやっぱり一番重要だと思います。「新しい方法を身に着けるのは面倒だな」という気持ちより「もっと効率化しよう」という気持ちが勝たないといけません。

同時にその方法論を知る必要があります。これは調べたり人に聞いたりすればOKですね。

ルーティーンにも疑いの眼差しを。