第Ⅱ領域の逆襲
通勤時間を使って、『7つの習慣』に取り組んでいます。
- 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: ハードカバー
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まだ途中です(半分ぐらい)。詳しくは書きませんが、目的設定の大切さや人生の方向について考えさせられます。
ちょうど今読んでいるのが、「最優先事項を優先する」という章です。
タイトルだけだと当たり前のことと受け止めるかもしれませんが、実は「最優先」がそもそも自分の中で定まっていなかったり、スケジュール管理が誤った方法で行われていたりします。
タスクの優先度は①重要度②緊急度の高低でざっくりと4つの領域に大別されます。
すなわち、
Ⅰ.重要かつ緊急である
Ⅱ.重要だが緊急ではない
Ⅲ.重要ではないが緊急である
Ⅳ.重要でも緊急でもない
です。
このうち、緊急なものをとにかくこなしていこうというのがTo Doリストやスケジュールに反映されがちです。
ということは、重要だというのに第Ⅱ領域がないがしろにされます。
ここにじっくり取り組むのって大切ですよね。
■教育と設備
で、2つ身の回りで感じました。
1つは教育です。私が立案して技術ドキュメントを作るのも、この領域にあたると思います。
ドキュメントを読んでもらい、技術力を底上げする目的ですね。そうすれば簡単なことは自己解決できるような力が身に着きますから、問い合わせる側の時間と問い合わせに対応する側の時間が削減されます。
もう1つは設備です。今日、先輩がパソコン操作するのを後ろから見ていたわけですが、動作が極めて遅かったんです。
これでは文字通り「仕事にならない」と思いました。せっかく人間の頭は速く動いても、設備側に足かせを付けられてボトルネックになっている状態です。
この2つはまさしく第Ⅱ領域の話だと思いました。今すぐに何か重大な問題となって襲いかかってくることはないのですが、知らず知らずのうちに時間という資源を蝕んでいるのです。サラミ法みたいですね。
華々しい効果は得られなくても、こういった領域にしっかりお金と時間をかけることが長期的視野で眺めれば差のつくポイントです。
このブログも、書いたからどうこうという話にはならないですが、「アウトプットし続けていればゆくゆくは好影響をもたらすかな」と思ってやっています。