Polyunus

ポリウーヌス(多と一):「日々改善」をモットーに、1型糖尿病患者が多面性を表現し、磨きをかけるためのブログです。

「水中夢」

水辺で意識が飛ぶ

初めの一歩は記憶の外

スクリーンに映した映画
不幸な主人公役だ
息苦しくなってきた
もう水深・・・

気づいたら浜にいる
さっき見た景色
最後の場面は記憶の外
また踏み出した

深いところへ
海流の乱れ
魚の大群
不気味な無色

気づいたら海底だ
熱い水が吹く
皆いなくなった
孤独に追い出される

孤独ではなかった
溺れていなかった
水と戯れていた
さぁ水面に着く

ふと思い出す
浅い浅い海
なんだったっけ

水を吐きだす
赤が顔を出し
白はお別れ
夜まで

 

高2ぐらいの頃に、初めて作った曲です。

もはやどんな気持ちで作ったかは覚えていません。

ただ、曲を作るためのコードを探していて良いのが見つかったことを覚えています。

 

そこから、ややPeople In The Boxを意識した曲にしたような気がします。当時聞きまくっていたので。

 

歌詞については、曲以上に記憶がありません。物語調のものしかできないことに落胆していたことだけは覚えています。実はこれ以降の曲で物語調の歌詞は書いていない(書けていない)のですが・・・。

 

Cメロ(ふと思い出す~)のコードは開放弦をうまく使っており、透明感があってお気に入りです。

『陰翳礼讃』

 

陰翳礼讃 (角川ソフィア文庫)

陰翳礼讃 (角川ソフィア文庫)

 

谷崎潤一郎の随筆を、 Kindleに購入しました。

 

さて、普段本を読まない(読めない)私ですが、なぜこんなに渋い本を選んだのかを説明しましょう。

 

1.名文に触れて文章力を高めるため。

2.『美しい日本語と正しい敬語が身に付く本』という雑誌で谷崎潤一郎が紹介されていたため。

3.今までに読んだことのないジャンルであり、開拓してみようと思ったため。

 

上記理由です(ちなみに理由を必ず3点挙げる、というのはロジカルシンキングの本を読んだことに由来します)。

 

この『陰翳礼讃』、文字通り日本の「陰翳」を「礼讃」する内容の随筆から始まり、時には猫を愛で、時には厠(かわや=トイレ)について意見するという自由な内容です。

 

Kindleでハイライトを付けた箇所を振り返りながら、感想を書きます。

 

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インプットとアウトプットについて

本日、Annabelさんのライブに行って参りました。

 

代官山LOOPでは2回演奏したこともあり、どことなく親近感がありました。

 

そこで感じたことを書きます。

 

「こんな曲を作りたい」と思いながらライブを観ていました。

たまにギターで試しにコードを鳴らしてみるのですが、まったくそれっぽくなりません。

 

集中して聴いていると、6拍子の曲がとても多いことに気がつきました。

マイナー調の曲も多いですね。

 

移動中に、散歩中に、料理中に聴いていては気がつかなかったことです。

 

音楽だけを集中して聴くことで初めて気がつくことがあるのでしょう。

 

そして、曲作りなどのアウトプットに影響するインプット「聴く」を目指すには、集中して聴かなければならないのではないかと思います。

 

だからこそライブに価値があるのでしょう。ライブは音楽を全身で聴く空間であり、全神経で聴く空間です。

 

ライブの場でなければ、たとえば歌詞カードを見ながら音楽を聴くなりして、なるべく身体と脳の両方を音楽一つに集中させることです。そうすれば良質なインプットが可能になり、即ち良質なアウトプットが生まれるのではないでしょうか。

『マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング』

 

マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング

マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング

 

書店で目立っていたのに加えて、Amazonレビューでも高評価だったので読んでみました。

 

「A4メモ書き」から始まる桃子の成長ストーリー。

 

私もここ3日くらい実践しています。

「なぜ~なのか?」とか、「どうすれば~できるか?」といったテーマで思考を整理していきます。

 

個人的感想を述べます。

 

自分の行動原理、価値観を説明するのは意外にも難しいものだと気づかされました。

それと同時に、それら「自分の根底にあるもの」を説明できるようになるということは

やはり論理的思考ができることに他ならないのではないかと思えました。

 

たとえば、「なぜ音楽が好きなのか?」と咄嗟に尋ねられたときに、的確な答えは浮かんできません。

しかし、この「A4メモ書き」を実践することで、そういった感覚的に捉えていた物事が明確になると思うのです。

 

著者は「言語化能力が高まる」と言っています。

この点、仕事で役立つに違いないスキルですよね。

 

週報、月報、議事録、普段のメールのやりとりなんかで思うように文章が書けないことがあります。

そんな点まで改善されれば・・・と思いながら、ひとまずメモ書きを続けてみるとします。

『あるあるで学ぶ 忙しい人のためのExcel仕事術』

 

「あるある」で学ぶ忙しい人のためのExcel仕事術 (できるビジネス)

「あるある」で学ぶ忙しい人のためのExcel仕事術 (できるビジネス)

 

仕事の空き時間に読み終えてしまいました。

 

Excelで何か効率的に作業したいと思い、買ったこの本。

 

How to本にありそうな「セルを結合してみましょう」レベルの話はなく、

「こういうことを実現したいのにできない!」が一問一答形式で紹介されていて勉強になります。

 

片っ端から機能を紹介されても、使えるものと使えないものに分かれると思います。

 

しかし、この本では仕事で使える機能が中心に紹介されているので、実用的です。

 

私がこの本を買ったのは、現在Excelで月々の食費を管理しており、Excelの操作をもっと深く知りたいと思ったからです。

 

どうもこの本だけでは頭の中の理想を実現することはできなそうなのですが。

 

それでも「リストの作り方」や「セルの書式設定」まわりの知識は知らないことばかりで学びがありました。

 

Excelを仕事でよく使う方にはおすすめできます。

 

食費計算シートを完成させるため、ステップアップにVBAの本でも買おうかと思っているところです。