Rebellious Phase
新聞記事ネタです。平成の終わりが近づく今、会社はどうなっていくべきなのかという内容です。
漠然と抱いていたもやもやがたくさん言語化された思いです。
これまでに読んだ本の内容に通じるところがいくつかあり、おもしろいです。
3人の方の話が記事になっています。
納得したことを簡単に、感じることとともに抜き出しておきます。
・人手不足と言っているが、AIによってホワイトカラーは溢れるだろう。
身近なことでも、自動化の仕組みを考えれば驚くほど効率が上がったりします。フリーの高機能テキストエディタでやれば一瞬で終わることを、Windowsのメモ帳に一生すがりついてやってたら差は歴然です。
・知識より熱意。
暗記はハードディスクの仕事ですからね。仕事の内容に情熱が注げればそれだけ成果は上がると思います。
・人は考えたがらないが、考えることでイノベーションが生まれる。
確かに、のうのうと与えられたことをこなしているのが一番簡単ですよね。でも考えてはじめて楽しさが出てきます。それこそが自分の個性を発揮できる場となるんですからね。これについても、やっぱり楽しければ自然と成果につながると思います。
・「役に立つ」ものはもう要らない。自ら問題を設定しよう。
記事中で、「コンビニには役に立つ文房具よりも、役に立たないタバコがたくさん売っている」と書かれており衝撃でした。人がすでにそれだけ有用なものには満たされているのだと言えます。逆に足りないのは役に立たないけれども至高なものなんですね。価値提供するには、問題を発見してこなければなりません。なんだかマッチポンプ的ですが、最終的に至高性のあるものが提供できれば消費者も喜ぶでしょう。
・仕事に「意味」を見出そう。
あらゆる物事には目的がありますよね。仕事に目的(意味)が感じられないのは悲劇です。ナチスの拷問に、意味もなく地面を掘ったあとにまた埋めさせられるというのがありましたが、意味がない仕事とはこういうものだと思います(少なくとも労働者本人にとっては)。
・慣例などの「仕事以外の制約」が多い。
本当にそうです。なんとかしたいです。成果さえ出せれば早く帰ってもいいじゃないかと心底思います(まあ、通院のための早退はしてますけど…)。服装もスーツに決められていて窮屈です。昔からある企業はこういう点で風土が根強いですね。うちの会社は1960年代創業だったような記憶です。
・制度改革がすべてマイナーチェンジ。
これも激しく同意です。もちろんチェンジなだけ良いのですが、日本全体に蔓延するこの風土はいつひっくり返るのか・・・。
・個人が組織に埋没しないように。
役に立つものが溢れているこの現代において、個人でできることが増えてきていると思います。個人がいきなり活躍できる時代です。YouTuberなんてまさにそうです。個人でできることに限界があった時代は、会社の役割が大きかったのかもしれませんが、もはやそれが通用しなくなってきているのだと思います。
平成が終わっても野垂れ死にしないように気をつけて、会社員生活を送ります。