Polyunus

ポリウーヌス(多と一):「日々改善」をモットーに、1型糖尿病患者が多面性を表現し、磨きをかけるためのブログです。

ぶどう畑に踏み入れて〜プロローグ〜

絶賛ワインハマり中です。

先日は一人で一本空けてしまいましたね…。

さて、どうしてこうなったのかを書いてみます。

■酒遍歴
初めは大学のサークルの飲み会などで、甘いお酒をよく飲んでいました。

ビールは苦手だったので、梅酒とか何サワーとか。飲み始めた頃はなんだか肩のあたりが気持ち悪くなったりしていました。

まるで洗礼だったかのように、それもすぐに過ぎ去ると今度は凝り始めました。「肩が」ではなく、「お酒に」です。

当時はウォッカにハマっていましたね。色んな種類のウォッカを買ってきてはモスコミュールを作って飲んでいました。そのためにライム果汁やライムそのものを買ったりもしました。

自作モスコミュールは美味しいですよ。

少しするとヨーロッパ旅行を経てビール好きに進化(?)します。パリで飲んだLeffe Blondeというビールのおかげで世界が広がりました。
www.belgianbeer.co.jp


日本でよく見るピルスナータイプに比べて、味が豊かでした。そうした違いもあってか、刺さったのだと思います。

ドイツやベルギーも周遊したのでつかみはバッチリ。すっかり一般サラリーマンを追い抜かしてビールファンになりました。

日本でもクラフトビールにハマり、常陸野ネストビールとかヤッホーブルーイングとか、専門店でしか飲めないものをたまに飲みに行きました。

ちょうど日本のクラフトビール界が盛り上がり始めた頃だったような気もします。完璧なタイミングですね。

そして今度は日本酒です。新潟旅行に行ったとき、佐渡の「天領盃」に出会ったのが大きいです。

出会いの日、新潟駅にある「ぽんしゅ館」にいました。お土産売り場と併設された日本酒飲み比べの場では、いくらかお金を払ってコインがもらえ、そのコインで好きな日本酒を少量飲めるのです。

数多ある日本酒をこれでもかと試しました。ですが…大きい声では言えませんが好みの銘柄にはたどり着けず。

直後、お土産売り場に戻ったところ、試飲を勧められて「天領盃」と出会ってしまったのです。

衝撃的な美味しさでした。明らかに今まで飲んだ日本酒の中でダントツに美味しかったです。「これだ!」と一瞬で購入を決意。

コシヒカリ山田錦などから作ったお酒も売っていましたが、試飲したのは「越淡麗」という珍しいお米から作られていたので、「越淡麗」のものを選んで2つ購入しました。

天領盃 純米」と「天領盃 純米大吟醸」です。後者だけでもリンクを載せておきます。

新潟限定と聞いたように思いますが、今や東京でも買えるんですね。調べている中で気がついたので、今度買います。
tenryohai.co.jp

日本酒が好きになり、専門店に行ったり物産展で買ったりするようになりましたが、ここで糖質制限と出会います。

ご存知のとおり糖質制限は食事メニューが大変わりしますから、糖質の多いものが軒並み駆逐されていきました。

サワー、梅酒、ビール、日本酒さようなら…。

じゃあ代わりに何を飲むか?となったときにハイボール(ウイスキー)と焼酎が登場します。

蒸留酒コンビのおかげで糖質無しでも楽しめるお酒の世界が開かれました。これは糖尿病患者からすると大発見です。

これまたちょうどその頃も、日本ウイスキーの時代が到来を告げていました。「マッサン」です。

テレビが無いですから見ていないのですが、NHKドラマで日本ウイスキーに関する物語が放映されていたんですよね?

角、白角、富士山麓ジャックダニエル、ワイルドターキー、ジョニーウォーカー黒赤、グレンフィデック、知多、白州などなど…たくさん試しましたね。

結局白州が至高、というところに行き着くのですが人気すぎて販売停止の悲報。それでも諦めきれずに潜在意識で探し求めていたのか、なんと先日再会を果たしました!
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ウイスキー欄を眺めていたら定価で在庫があるという稀有なショップがありましたのですかさず購入。

あの爽やかな香り(これを私はいわゆる「ピート感」だと推測しているのですが合っていますかね?)が最高ですよね。

焼酎についてはさほどでもないです。ただ、宮崎に行ったときに黒霧島と霧島があったので、2リットルパックで1本ずつ買って帰りました。

「霧島」は黒でも白でもない、無印の霧島です。オリジナルはこれらしいですが、今や製造されていないとか。たまたまそのときは宮崎限定で再販されていたものが入手できました。

希少価値バイアス感は否めませんが、黒霧島よりもクセのない味がして美味しかったような…。

■次なる世界へ
ここまで勢いで書いてきましたが、引くほど飲んでますね。びっくりです。

こんなにもお酒が好きだったのかと自分を再発見した気分です。親がアルコールに強くて良かったです。

正直ワインについて書く気で始めたのですが、まったく書く余白が無くなるほど語ってしまったので後編に譲ります。

ひとまず言えることは、上に挙げたお酒は一つ残らず今でも好きなので、酒に貴賤なしですね。