揮発
休日になると更新が滞りがちなブログです。
というのも、最近はネットワークスペシャリストの勉強がほとんどなので、そんなに書くことが無いのです・・・。
本当は本を読んで感想でもアップしたいのですが、今は過去問ばかり解いています。
■知ってるつもり
- 作者: スティーブンスローマン,フィリップファーンバック,橘玲,土方奈美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2018/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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春頃、書店で平積みになっていたのでこの本を読みました。
身近な「知ってるつもり」の例―たとえばトイレの仕組み―が出てきて、確かに言われみれば自分の使っているちょっとした道具すら、まったく仕組みを知らずに使っているなと気づかされました。
今準備しているネットワークスペシャリストの過去問(直近3年分)が2周目に入り、同じ思いを抱いています。
1周目は分からないことだらけで、恐ろしく正答率が低かったりします。
それが、2周目に入ると同じ問題を解いていながらも見える景色がまったく違うのです。
1周、色んな問題に触れたことによって自分の知識が拡充されました。それによって、過去に一度見た過去問ですら異なる色味を帯びて見えたのだと思います。
確かに考えてみれば、人間の「記憶」に絞って考えてもあやふやなものですよね。
「○○について話そう」と思って話し始めると言いたいことを忘れてしまったり・・・
「これが終わったら○○しよう」と思っていたら忘れてやらなかったり・・・
これが人間の記憶力なんですから、ミスが起こって当たり前というスタンスで事に当たるのは大事ですね。
過去問を解いて思ったのは、「知ってるつもり」の原因が
①知識不足で解答・解説を読んでも頭に入らなかった
②分かったつもりになり、より詳細な解説を読み飛ばしていた
この2つにあると感じました。
情報(解説)はそこに厳然としてあるんですよ。しかし受け手の問題で入ってこないわけです。
同じ解説なのに、経験を積んで帰ってきたら受け取り方が変わって読むことができたというのが非常に大きな進歩でした。
5割ぐらいしか解けなかった問題が、2周目には9割解けていました。
もちろん、覚えているからこそ解けた問題もあります。にしても、1周目に苦戦した問題が2周目には特段意識もせずに解けたことがありました。
知識の塗り重ねの大切さが分かりました。あと2週間で、いけるところまでいきます。