Polyunus

ポリウーヌス(多と一):「日々改善」をモットーに、1型糖尿病患者が多面性を表現し、磨きをかけるためのブログです。

反面終身名誉教授

私、人の行動には結構目が行ってしまうタイプです。

会社で帰りによく見かける同じフロアの人が、絶対にエレベーターで操作盤を触らないのを見ています。ついでに言うと、降りるときにほかの人が開けていてくれても当然のように降りていきます。

こういうのを細かく見ています。

逆に「この人は回りに気を配っているな」というのも見ています。休憩所で挨拶してくれる人など。

でも残念ながらどちらかと言うと「目につく」行動の方が、文字通り目につきます。

二人がやっとすれ違えるくらいの通路をズカズカと歩いてくる人。すぐ後ろに人が続いていても、開けたドアを絶対に保たない人。

嫌なところばかりに目を向けても仕方がないのですが。そして本人はきっとこれまでの価値観から、そういうことが気にならないような人格になったのでしょう。

無駄なメモリを割くべきではないことは明らかなので、私は黙って操作盤を操作するようにしています。道も大きめに開けて通ります。ドアは前の人の力を借りてすり抜けるように通ります。

行動ではこんな感じでやりくりしています。

でも気持ちだけはどうにもならないんでしょうね。「あんなにズカズカ歩いている人が、偉い人とすれ違ったらどうなるのか?」というホコタテみたいな思考もします。「サラリーマンだから、偉い人とすれ違うときはどうせひれ伏したように態度と行動を急変させるんだろう」と、性格の悪いことを思ったりします。

■反面終身名誉教授
そういう人たちを見て、逆の行動を取ることができるのはありがたいことです。

だって、単純にそんな風に見られたくないですからね。そして意外な人が意外なところを見ているのです。

■芳香剤(悪臭)
行動や見た目というのは、自分だけでは完結しない面があると思っています。それを見た人に影響を及ぼすからです。

たとえば汚い格好をして歩くと、出くわした人に良くない感情を抱かせることになります。

これって罪ですよね。「迷惑をかけてないからいいだろ」とは言えないです。

五感から得た情報が感情に影響しているわけですから、汚い見た目・騒音・悪臭・気持ち悪い触感はすべてダメなんです(味覚だけは当てはまりませんね…)。

自分なりにこのような点は気をつけようと心がけて、葛藤しています。