パッケージ化の効用
さっき会社帰りに歩いていてふと思い出した過去のエピソードがありました。
それに対して今ならこんなコメントをするだろうなというおもしろコメントまで不意に浮かんできました。
ラジオのエピソードトークってこういうふうにパッケージ化してストックしておくんでしょうね。
■手続きをパッケージ化
先日の記事で触れた効率化の話を掘り起こします。
効率化も「パッケージ化」と捉えることができるなと思いました。
たとえばパソコンをシャットダウンするときはWindowsキー+X→U→Uと。格闘ゲームの要領です。
そうしておけば、シャットダウンしたいと思ったときにパッケージ化されたコマンドを入力すれば目的を完遂できます。
ここで「シャットダウンするにはこの辺のボタンを押していけばいいんだったよな」と曖昧なままにしておくと毎回余計なオーバーヘッドが発生します。
一度通った道を覚えておくだけで快適になります。
今日も一つ、曖昧なままにしていたところが鮮明になり少し良かったことがあります。
具体的には以下のPowerShellコマンドレットのTab補完がどこまで入力すれば利くのかを確かめました。
Rename-Computer
結論は、"Rename"まで打ってTabキーを押せばOKでした。
今までは"-com"ぐらいまでは打ってから補完していたので今回でだいぶ変わりました。
■ドラムフレーズもパッケージ化
ドラムについても以前から同じようなことを思っていました。
アドリブで叩くときに引っ張り出しているものがまさにそれです。
RLL
のような短い手順をひたすら繰り返し練習してインプットしておきます(パッケージ化)。
そうすれば、とっさにそのフレーズが繰り出せるようになるのです。
私はこれによって5つ割りフレーズを身に着けました。
すべて16分音符で、
RLLRL
とか
RLRLL
とかをランダムに繰り返すだけなのですが、ここにアクセント変化を加えると一見何をやっているのか分かりにくいと思います。
「どうやって即座に叩くフレーズを決めているのか?」その答えがパッケージ化というわけです。
■終帰
結局のところあれこれ考えていると私の好きなところに行き着きます。
密結合よりも疎結合のほうが便利という話です。
会社の役割が大きかった時代、大企業がとにかくすごかった時代から、個人が目立つ時代に来ているというわけです。
だから誰でも使えるインターネットで、誰でも使えるYoutubeで、誰でも持ってるスマホを使って撮った動画に、誰にもギャラを払わず自分が出演し、Youtuberとして成功する人も出てきていますよね。
自分ですべて役割を担うのではなく可能な限り外注(外部サービスの利用)に徹しているからこその成果ですよね。
何かとパッケージ化しておけば、その間をつなぐだけで何かができあがるので非常に可能性に溢れていると感じます。
個々のパッケージが完成されていけば、その分クオリティも上がります。
■途上
生活の中で言うと、もっとパッケージ化したいなあと思うものに料理があります。
何かと言えば、作り置きです。
一定期間の中で何度もやる作業は一回で済ませてパッケージ化しておけば、たとえばキャベツの千切りなんかは省略できます。
ただ食品なので劣化が激しいことが悩みです…。
そこも含めて今後の課題としていきたいです。
…まずは作り置きに耐える大きな冷蔵庫に投資するところからですかね。